幸福の自給率という考え方
小学校のときに、学校で「自給率」という言葉を習った。
それは食べ物の話で、その国で必要な食糧をどれくらいまかなえているか、という指標だ。
最近になって、個人の幸福にも「自給率」という考えが必要なんじゃないか、と思うようになった。
自分のことを、どれだけ自分で幸福にできるか。
自分の幸せを、誰かからもらって当たり前、と考えている人があまりに多い気がする。
食糧を他の国から輸入するみたいに。
幸福を他人に依存しない
他人に幸福をもらうのは別に悪いことじゃない。
むしろ他人から幸福をもらえるなら、それはステキなことだ。
ただ、他人から貰う幸福をあてにして、自分で幸せになる努力をしないのはどうなんだろう。
「結婚さえすれば幸せになれる」という考えは、他人に幸福をゆだねているから発生する。
他人は、コントロールすることはできない。たとえそれがどんなに近しい人であっても。
コントロールできないものに、自分をの幸福をゆだねるのって、本当はすごく危険なことなんじゃない?
だから自分の幸せを自分で掴む努力は、絶対にサボっちゃいけないのだ。
自給率を上げるのだ。
幸福は自分にしかわからない
幸福の基準は、一人ひとりで全く違う。
当たり前のことだけど、私たちはそのことを忘れがちだ。
だから友達が結婚したとか、仕事で成功したとか聞くと、心を乱されてしまったりする。
騙されるな。流されるな。
あなただけの幸せを探すのだ。
それは決してラクなことではないけれどーーーでも、絶対にサボっちゃいけないことだ。
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