電子書籍って実際どうなの?デメリット3つ&それでもあなたが利用すべき理由

突然ですが、あなたは電子書籍を利用したことがありますか?

「本は好きだけど、電子書籍にはなんだか抵抗があって……」

「やっぱり紙の本じゃないと違和感があるんじゃないの?」

こんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

わたしは今でこそ電子書籍を毎日のように利用していますが、使ってみるまでは同じように思っていました。

電子書籍を使うようになったきっかけも、留学中に好きなマンガの新刊を読みたかったから。要するに、仕方なく使い始めたんです。

しかし、思ったよりも使い勝手が良くて、帰国後もこうして利用し続けています。

たしかに電子書籍は紙の本とは大きく違っていますので、戸惑う部分もたくさんあります

けれどそれ以上にものすごいメリットがある!というのが3年間使ってきたわたしの本音です。

この記事では電子書籍だからこそ出てきてしまうデメリットをしっかりお伝えしたうえで、わたしが利用し続けている理由を解説していきます。

電子書籍について知りたい方、使おうかどうか迷っている方の一助になれれば幸いです。

電子書籍のデメリット3点

①「ページをパラパラめくって適当に読む」ことができない

電子書籍はランダムアクセスに弱いのが最大のデメリットだと感じます。

どういうことかと言いますと、「パラパラっと本をめくって、読みたい部分をなんとなく探す」ということができないんです。

目次や検索といった機能を使えば、ピンポイントで目的のページを見つけることは可能です。

けれど「なんとなく目に留まったページから読む」みたいな楽しみ方はできないのが電子書籍の弱いところです。

カーソルを動かして移動することはできるけど……

②「偶然の出会い」がない

本が好きな方は、新しい本との出会いを求めて本屋さんへ行くことが多いと思います。

あるいは、探している本の近くに並べられていた本が気になって、買ってみたらとても面白かった、なんてことも。

電子書籍のストアは、こういった「偶然の出会い」がないのが寂しいところです。

「おすすめの本」や「○○特集」で表示された中から新しい本に出会うことは出来るのですが、わたしはやはり本屋さんへ行くことはやめられません。

③売れない/貸し借りができない

子どものころ、兄弟や友達の部屋にあったマンガを読んで、どっぷりハマったという経験をお持ちのかたはたくさんいらっしゃるはず。

電子書籍はデータですので、どうしてもこういう物理的な貸し借りはできません

また、読み終わった本を「売る」という形で手放すことも不可能です。

それでも電子書籍を利用すべき理由

①コスパが良すぎる

電子書籍では「定価より安く購入できる」という、紙の本にはない特徴があります。

Amazonを見ていただけるとわかりますが、同じタイトルでも電子書籍は紙の本よりも安く買えることがほとんどです。

タイミングによってはセールが行われ、なんと半額以下で買えることも。

わたしの場合、気になっているけど手が出せずにいた本を買うきっかけになるので、セールのチェックは欠かせません。

さらには紙の本ではお目にかかれない、サブスクリプション(読み放題)サービスがあるのも大きな魅力。

いずれにせよ紙の本よりとてもお得に利用できますので、この点は電子書籍の最大のメリットだと感じています。

「紙の本でも古本屋やフリマアプリを利用すれば安く入手できるじゃないか」というご意見もあるかもしれません。

けれど、そういった手段で買うと著者や出版社の利益にならないことから、積極的には使いたくないというのが個人的な意見です。

同じ「安く買う」なら、少しでも彼らの手に利益がわたって、将来また良い作品を出版してもらう資金になればいいなと思っています。

②場所を取らない

電子書籍はかさばらない、というのも大きなポイントです。

なのでたくさんの本を持ち歩くことが可能ですし、自宅の本棚がパンパンになってしまう……なんてこともありません。

特にマンガは電子版に切り替えると、本棚が非常にすっきりするのでオススメです。

たくさんの本を持ち運べる電子書籍は、旅行のようなの長時間移動で大活躍してくれます。

飛行機の中でマンガの一気読みをしたり、積読になっていた本を片っ端から読んでみたりと楽しみ方は無限大です。

③いつでもどこでも購入できる

ネットショッピングの普及で、紙の本も以前に比べると格段に手に入りやすくなりました。

けれど、入手のしやすさで言えば電子書籍はさらに優秀です。

インターネットにさえ繋がっていれば購入できるので、海外にいたとしてもその場で購入してすぐ読むことができます。

配送を待つ必要も、在庫切れになることもありません

個人的には、好きなマンガの新刊を、発売日の0時に購入できる点が嬉しいです。

電子書籍と紙の本は両方使おう

どちらかに絞る必要はない

ここまで読んでいただいて、「電子書籍が気になってきたけど、やっぱり紙の本も捨てがたいなあ……」と思った方もたくさんいらっしゃると思います。

けれど一方だけを選ぶ必要なんてありません。

両方とも上手につかって、いいとこどりをすればいいんです。

実際わたしも、電子書籍と紙の本を同じくらいの頻度で利用しています。

電子書籍は無料で体験できるサービスがたくさんあるので、試しに使ってみてください。

サンプルが用意されていることも多いので、お金を払わなくても使い心地を確かめることができますよ。

わたしはAmazonの電子書籍「Kindle」を使っているのですが、読み放題サービス「Kindle Unlimited」は1カ月無料で利用できます。

電子書籍を体験してみるのにピッタリですので、ぜひ1度使ってみてくださいね。

電子書籍と紙の本の使い分け(わたしの場合)

紙の本電子書籍
小説・新書・エッセイ・本屋で一目ぼれした本マンガ・ビジネス書・実用書・超お気に入りの本

ざっくりとこのように使い分けていることが多いですが、厳密に決めているわけではありません。

ビジネス・実用書はKindle Unlimitedで利用したり、セールになっているのを買ったりすることも多いので、電子書籍での利用が多いです。

逆に小説やエッセイは文庫本をめくって読みたいので、基本的には書店で買っています。

まとめ

  • 電子書籍はデータだからこそのデメリットがある
  • けれど安く買える、持ち運びができる等のメリットも大きい
  • 紙の本と電子書籍は両方とも使っていいとこどりするのがオススメ

わたしは電子書籍を使い始めたことで、読書の幅がぐんと増えました。

抵抗を感じる気持ちもよくわかるのですが、敬遠せずに一度使ってみてほしいです。

そして願わくば、あなたの読書ライフがより一層充実しますように!

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