外出自粛が続き、いつもより家で過ごす時間が長いゴールデンウィーク。
せっかくなので、おうち本でも手に取ってみませんか?
今回は初夏にピッタリな、爽やか&前向きな気持ちになれる本を紹介します。
植物図鑑(有川浩)
図鑑のようなタイトルですが、れっきとした恋愛小説です。
植物オタクのイケメン・樹(いつき)と、家事からっきしのOL・さやかの不思議な同居生活。
その中でだんだんと近づいていく2人の距離に、キュンキュンすること間違いなしです。
身近な(しかも食べれる)植物がたくさん出てくるので、思わず近所にお散歩しに行きたくなりますよ~!
詩羽のいる街(山本弘)
お金を使わずに生活する、風変りな女の子・詩羽(しいは)。
詩羽が街にくらす人々にもたらす小さな奇跡に、こちらの胸も温かくなります。
わたしたちの小さな行動で、奇跡だって起こせる。
そんな素敵な気持ちにしてくれる一冊です。
途中で胸糞悪いシーンも出てきますが、読めば詩羽の魅力にはまってしまうことでしょう。
太陽のパスタ、豆のスープ(宮下奈都)
結婚式を目前にして婚約破棄された主人公・あすわが、自分と少しずつ向き合いながら成長していく姿を描いた作品。
あすわが自分の力で幸せになろうともがく姿は、等身大でめちゃくちゃ共感できます。
マイペースな叔母・ロッカさんや、穏やかでありながら芯を持っている同僚の育ちゃんなど、周囲のキャラクターも魅力的です。
外出自粛中の休日、あすわと一緒に自分の「幸せ」について向き合ってみませんか?
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