「思い切って転職活動を始めたものの、まったく内定出なくて心が折れそう……」
そんな状況にいらっしゃる方、お気持ちとてもよくわかります……!
なぜならわたしも、数か月前に転職活動を始めたときには全く同じ状態だったのです。
応募しても書類選考で落とされるのが当たり前、運よく面接にこぎつけても1次でもれなくお見送り。
1カ月ほどでイヤになって、その後は数か月間それまでどおりの仕事を続けていました。
けれど「やっぱりこのままでいたくない!」との思いから転職活動を再開。
最初の活動時の反省点を活かしながら応募していったところ、とんとん拍子で内定をゲットできたんです!!!
この記事では、そんなわたしの転職活動を振り返って「こんなところが内定に繋がったな」と感じた行動についてお伝えします。
【大前提】転職エージェントは絶対に利用する
まずはなにより、転職エージェントへ登録してください!絶対!
- 応募書類をチェックしてアドバイスをくれる
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これだけメリットがあって、なおかつ費用は一切かかりません。
使うしかありませんよね?
わたしは最終的にマイナビエージェント経由で内定をもらいましたが、大手エージェント(リクナビ・マイナビ・doda)であればそこまで変わらないと思います。
転職を検討しているのであれば、まずはエージェント登録から始めましょう!
内定に直結したと思う行動5選
①転職の軸を決めた
「転職の軸」、これはマジで本当に決めておいた方がいいです!
できれば転職エージェントと面談を行う前に、ざっくりでいいので考えておくのがおすすめ。
(担当エージェントの真剣度が桁違いになります。実体験済みです)
でも「いまより年収を上げたい」「ホワイト環境で働きたい」みたいに、本音丸出しのものではダメですよ。
建前でいいので、「こういうスキルを身につけたい」「もっと幅広い仕事をしたい」のように”それっぽい”理由を作ってください。
のちのち面接で100%聞かれる部分でもあるので、早めに固めてしまいましょう。
ちなみにわたしの場合は「英語のスキルを高めたい」にしていました。
(手持ちスキルの中で1番アピールしやすかったので……笑)
正直なところ別に英語を使いたかった訳ではないのですが、自分のキャリアを築くうえでの戦略と割り切りました。
転職の軸が思いつかない人におすすめの決め方
そうは言ってもなかなか待遇面以外での軸を決めるのは難しいと思います。
どうしても思いつかない人にオススメなのが、下の2つです。
①今より裁量を持って働きたい
②自分の持っているスキル(あるいは経験)をより発展させていきたい
いわば「権限強化」「スキル強化」です。
わたしの「英語のスキルアップ」は、スキル強化の典型ですね。
一方で、企業によっては「権限強化」も同時にアピールしていました。
当時は派遣社員だったので、「もっと色んな仕事をやってみたい」という主張が違和感なく伝わったかなと思います。
②応募書類を妥協せずに直しまくった
履歴書と職務経歴書については数えきれないくらい修正しました。
正直ものすごく面倒でしたが、最初に転職活動したときと比べて書類通過率が大幅にアップ!
やはりここは妥協してはいけない部分なんだな~と実感しました。
応募書類については転職エージェントに1番お世話になった部分です。
「ここはもう少し力を入れてアピールした方がいいですよ!」
「この情報は履歴書にも入れて目に留まりやすいようにしましょう」
などなど、プロの意見をもらえてすごくためになりました。
ちなみに実際の通過率はこんな感じでした。
最初の転職活動時:20社以上応募/ほぼ通過なし ⇒5%以下
書類を徹底的に直したあと:14社応募/6社通過 ⇒約43%
③興味がない企業にも応募した
実は、私が内定をもらった企業は、応募時点では事業内容にほとんど興味がない企業でした。
書類選考を通過して面接が決まった時には、正直「面倒だからキャンセルしてしまおうかな……」と思っていたほどです。
けれどいざ面接に行ってみたら、面接官の方とすごくフィーリングが合う。
会社が求めているポジションの詳細を聞いてますます、自分にピッタリだと感じました。
最終的にその企業からも「ぜひ入社してほしい!」とのお声をいただき、納得いく形で内定をいただくことができました。
募集要項やHPで企業のことはある程度知ることができますが、やはり実際に足を運んでみてみないとわからないこともたくさんあります。
なんとなく「興味がない」だけで切っていてはもったいない、というのが私の実感です。
やりたいことがよほどハッキリしている人でない限りは、幅広く応募してみることをおすすめします。
④面接の練習をした
わたしは喋るのが得意ではない上に緊張しやすい性格で、面接はとても苦手です。
新卒で就職活動をした時には何十社も面接を受けたにも関わらず、内定をもらえたのはたったの1社でした。
けれど今回の転職活動で手ごたえを感じられたのは、あらかじめ面接の練習をしていたからです。
と言ってはも、誰かに面接官役をやってもらう「模擬面接」は1回もしていません。
自己紹介と転職理由をスムーズに言えるようになるまで、ひたすら1人でブツブツと呟いていただけです。
「え、それだけ?」と思われたかもしれませんが、これが実は効果バツグン!
というのも、どんな企業の面接でも最初は自己紹介を求められるもの。
ここをスムーズに乗り切れるだけで、その後の会話も落ち着いて臨めるんです。
加えて転職理由もほぼ100%聞かれるし、企業によって変える部分でもないので、練習しておいて大正解でした。
⑤時期を変えて活動した
前述のとおり、わたしは1度転職活動を始める→通らなすぎて挫折→数か月後に再開して内定ゲット、という経験をしています。
もちろん対策を立てたり準備をするのも大切なんですが、振り返ってみると案外この「違う時期にもう1回チャレンジする」というのが良かったのかも?と思っています。
ちなみに転職時期についての考え方はえさきまりなさんのVoicy「♯6 転職に有利なのは何月か」がとてもよかったです。
内容ざっくり言えば1番おすすめは11月~12月、避けた方がいいのは1~3月。
理由はぜひ上記Voicyを聴いてみてください。
わたしの最初の転職活動は1月開始だったので、まさしく1番間が悪いときに活動していたようです。
まとめ
お仕事をしながら転職活動している皆さま、本当にえらいです!
せっかく忙しい中で頑張っているのですから、納得のいく結果を出したいですよね。
わたしの経験が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
一生懸命転職活動をしているあなたに、素敵な結果が訪れますように!
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