CCさくらクリアカード編、いよいよ7巻が発売しました!
クライマックスを匂わせつつ、まだまだ気になる展開です。
今回はそんなカードキャプターさくらクリアカード編7巻の感想を書いていきます。
ネタバレを含みますのでご注意くださいませ。
6巻の感想はこちら→【ネタバレあり】カードキャプターさくら クリアカード編 6巻 感想
海渡の目的とは
誰にとっての「ハッピーエンド」なのか
モモとの会話から判明したこと。
それは海渡の目的が「ハッピーエンド」であるということです。
気になるのは、誰にとっての「ハッピーエンド」なのか、ということ。
想定できるものとしてはこちら。
- 秋穂にとってのハッピーエンド(=一族から自由の身にしてやること?)
- 秋穂にかかわる皆がハッピーになること
これまでの流れだけをみると①を目指しているように見えるんですよね。
自分が犠牲になったとしても、秋穂が幸せになればそれでいい、みたいな。
けれど、もし海渡自身が犠牲になる場合、海渡が大好きな秋穂にとってはハッピーエンドではなくなってしまいます。
そのことに海渡が気付いているのかいないのか……。
個人的には②の全員幸せになって終わるエンドを推したいです。
「登場人物に悪い人がいない」というのがCCさくらの魅力で、わたしはその点が大好きで読み続けているので。
さくらに何をさせようとしているのか
この疑問に関しては、おそらくさくらに「時(タイム)」のカードを作らせようとしている、でほぼ確定でしょう。
「逆戻(REWIND)」のカードができた際に「近い」と言っていますし。
34話では魔法で時間を止めています。
こうなったらさくらは自分の力で時を勧めるしかありません。
ただしこの「時」のカードで海渡が何をしようとしているのかはまだまだ謎です。
さくらの危うさ
いつも元気いっぱいなさくらちゃんですが、今回はそんな彼女の危うさも露呈しました。
クリアカード編で起きていた不思議な出来事は彼女自身の魔力で起きたもの。
しかも小狼に指摘されるまで自覚できていなかったのですから、その危険度は相当なものです。
自覚して以降も小狼を意図せず小さくしてしまったりと、やはりコントロール面に難がある模様。
過ぎた力は不幸をもたらす。
そんな不穏な言葉もありますが、いずれ持ち前の明るさで乗り越えてくれると信じています。
秋穂の悲しい境遇
さくらと似ているからこそ悲しさが際立つ
秋穂に関しては真新しい情報はありませんでしたが、彼女のエピソードが語られるたびに胸が締め付けられるような思いがします。
さくらと似ているのに、置かれた境遇は正反対。
いわば秋穂はもう一人のさくらなんですよね。
魔力、あたたかい家族、友人たち。
その違いだけで2人の少女はまったく違う運命を背負ってしまったわけです。
「白い本」にさせられた少女
魔法具としての秋穂を語る上でキーワードになるのが、どうやら「書き込む」という言葉です。
白い本に書き込んでいくように、秋穂の中には魔法を記録できるようになっているようです。
最後のエピソードではついにさくらと対面して、「綴じなければ」と呟いています。
はたして「書き込んで」「綴じて」しまったらどうなるのでしょうか。
まとめ
今巻も謎が謎を呼ぶ巻でした。
ただクライマックスも近づいている雰囲気ですので、8巻あるいは9巻で完結になるのでしょうか。
いずれにしても次の巻を楽しみに待ちたいと思います!
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