【ネタバレあり】カードキャプターさくら クリアカード編7巻 【感想&考察】

CCさくらクリアカード編、いよいよ7巻が発売しました!

クライマックスを匂わせつつ、まだまだ気になる展開です。

今回はそんなカードキャプターさくらクリアカード編7巻の感想を書いていきます。

ネタバレを含みますのでご注意くださいませ。

海渡の目的とは

誰にとっての「ハッピーエンド」なのか

モモとの会話から判明したこと。

それは海渡の目的が「ハッピーエンド」であるということです。

気になるのは、誰にとっての「ハッピーエンド」なのか、ということ。

想定できるものとしてはこちら。

  1. 秋穂にとってのハッピーエンド(=一族から自由の身にしてやること?)
  2. 秋穂にかかわる皆がハッピーになること

これまでの流れだけをみると①を目指しているように見えるんですよね。

自分が犠牲になったとしても、秋穂が幸せになればそれでいい、みたいな。

けれど、もし海渡自身が犠牲になる場合、海渡が大好きな秋穂にとってはハッピーエンドではなくなってしまいます。

そのことに海渡が気付いているのかいないのか……。

個人的には②の全員幸せになって終わるエンドを推したいです。

「登場人物に悪い人がいない」というのがCCさくらの魅力で、わたしはその点が大好きで読み続けているので。

さくらに何をさせようとしているのか

この疑問に関しては、おそらくさくらに「時(タイム)」のカードを作らせようとしている、でほぼ確定でしょう。

「逆戻(REWIND)」のカードができた際に「近い」と言っていますし。

34話では魔法で時間を止めています。

こうなったらさくらは自分の力で時を勧めるしかありません。

ただしこの「時」のカードで海渡が何をしようとしているのかはまだまだ謎です。

さくらの危うさ

いつも元気いっぱいなさくらちゃんですが、今回はそんな彼女の危うさも露呈しました。

クリアカード編で起きていた不思議な出来事は彼女自身の魔力で起きたもの。

しかも小狼に指摘されるまで自覚できていなかったのですから、その危険度は相当なものです。

自覚して以降も小狼を意図せず小さくしてしまったりと、やはりコントロール面に難がある模様。

過ぎた力は不幸をもたらす。

そんな不穏な言葉もありますが、いずれ持ち前の明るさで乗り越えてくれると信じています。

秋穂の悲しい境遇

さくらと似ているからこそ悲しさが際立つ

秋穂に関しては真新しい情報はありませんでしたが、彼女のエピソードが語られるたびに胸が締め付けられるような思いがします。

さくらと似ているのに、置かれた境遇は正反対。

いわば秋穂はもう一人のさくらなんですよね。

魔力、あたたかい家族、友人たち。

その違いだけで2人の少女はまったく違う運命を背負ってしまったわけです。

「白い本」にさせられた少女

魔法具としての秋穂を語る上でキーワードになるのが、どうやら「書き込む」という言葉です。

白い本に書き込んでいくように、秋穂の中には魔法を記録できるようになっているようです。

最後のエピソードではついにさくらと対面して、「綴じなければ」と呟いています。

はたして「書き込んで」「綴じて」しまったらどうなるのでしょうか。

まとめ

今巻も謎が謎を呼ぶ巻でした。

ただクライマックスも近づいている雰囲気ですので、8巻あるいは9巻で完結になるのでしょうか。

いずれにしても次の巻を楽しみに待ちたいと思います!

コメント

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